代官山 蔦屋書店 オフィシャルブログ
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石橋英子インストアライブ&サイン会 レポート

2014年4月25日18:58

4月12日(土)石橋英子新作「car and freezer」発売を記念し、音楽フロアにてインストアライブ&サイン会を開催いたしました。
ゲストにはなんと!!本作のプロデューサーであるジム・オルークにPAとして参加していただきました。



本作は、前作「imitation of life」と同じくシカゴの名門レーベル”Drag City”よりリリースされ、バンドメンバーには「もう死んだ人たち」(ジム・オルーク、須藤俊明、山本達久、波田野敦子)など他豪華メンバーが参加。そして、石橋英子本人による英語詞版と前野健太による日本語詞版の2枚組は内容が異なり、それぞれの世界観を存分に楽しめることでしょう。

アルバムの印象として、複雑なドラムや奇抜なベースに反した爽やかなヴァイオリンの音が渾然一体となり、石橋英子を軸とした演奏をよりユーモラスに彩っています。また、ジム・オルークによるミックスが一人一人の演奏を美しく際立たせ、不思議と心地良くたまらない楽曲に仕上がっております。




さて、今回のライブでは新作アルバムより6曲演奏していただきました。

1.  たいくつなものがたり
2.  私のリトルプリンセス
3.  mr.cloud
4.  ゴリラの背
5.  waiting sign
6.  幼い頃、遊んだ海は

個人的には「waiting sign」での、ループを多用した重層的な音の増幅に強く興奮しましたが、その他各曲共に石橋英子のクリアな歌声が空間に映え、充実したソロ演奏を聴くことができました。


PAを操作するジム・オルークの目がとても力強く、会場全体の空気感を細かく感じ取りながら音を演出をしているようで、強く惹きつけられました。

「私のリトルプリンセス」を歌う前に石橋英子が言っていましたが、前野健太の書き下ろした歌詞を歌で表現するには、テンションを高くしなければならず、難しいとのこと。
たしかにこれまでになかった石橋英子の新境地であり、表現の幅もグッと広がっていました。

これまでの彼女たちのライブも良かったのですが、今後の活躍に更なる期待が膨らみ、私も足繁くライブに通うことになりそうです。


音楽フロア担当   木谷 愛

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